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私は、格闘技が大好きです Part 2 by すがぽん 

今回も前回に引き続き格闘技の話題なんですが、あっ、そうそうここからは少しずつマニアックになっていくので、もし格闘技や私すがぽんに興味がない方は、誠に勝手ながらこの辺で読むのをおやめになる事をおすすめいたします。さて、あなたはどうします?

はい、この行まで読んでくださった方は格闘技好きかものずきな方だと解釈して話を進めていきます。ようこそ、そしてよろしくお願いします。

先日、2000年3月14日 後楽園ホールで行われたガッツマン プロモーション 主催の修斗興行を観に行ってきました。

あれ?みなさん修斗はご存知ですよね‥‥‥。んー。それでは機会をみて、修斗についてもう少し詳しくお話ししたいと思いますが、とりあえず簡単に説明すると、このあいだ行われた高田対ホイス・グレーシーで話題になったプライドで、霊長類最強といわれているマーク・ケア―選手と対戦したエンセン・井上選手や、佐藤ルミナ選手 今回の大会のメインイベンター 桜井“マッハ”速人選手などが所属している総合系の団体のことです。

ね、言ったでしょ興味のない方は、戻るなら今ですよ。(笑)

前売り券は早くに売り切れだった為、かくゆう私も当日立ち見券ほしさに2時間前にならびに行ったんです。するともうすでに前に100人近く待ってる人がいて修斗の人気の高さを改めて知らされました。そして、水と油も早くこうなってほしいと思いました。ううん、うらやましい。

で、そのあと場所取りの為1時間以上待っての観戦となりました。実質、4時間くらい待って試合を観たんですが、それが苦にならないほど修斗って面白いんですよ。まだ観に行ってない方はどうぞお試しあれ。

当日結局会場は、1000人近いお客さんで埋め尽くされました。で、試合結果と試合内容を全部詳しく言いたい所なのですが、都合上かいつまんで報告します。

セミファイナル戦に予定していたミドル級6位の小島弘之選手と同級7位のマセロ・アグア選手の試合は両者とも体を故障させた為試合が取り消しとなり全6試合でした。

第1試合 ミドル級 5分2R
● 村濱天晴 対 ザ・ばばんば ○
(判定)

第2試合 フェザー級 5分2R
● 西山典男 対 太田吉信 ○
(1Rスリーパーによる1本勝ち)

この試合は開始から27秒で速攻決まってしまったのですごくあっけにとられた試合でした。こうゆう試合は観てて面白いんですがあまりに早くて選手の実力がわからないんですよね。

第3試合 フェザー級 5分2R
○ マモル(同級1位) 対 五木田勝 ●
(判定)

第4試合 ウェルター級 5分3R
● 三島☆ド根性ノ助(同級7位) 対 ディン・トーマス ○
(3R打撃によるKO勝ち)

この試合は始め三島がマウントをとるなどグランドでの格の違いを見せ終始優勢に立っていたが3R目、ちょっとした隙に首をとられ立ったままヘッドロック入られ、なんとか脱出するも落ちる寸前だったらしく、そのまま打撃に入られKOされた。額の傷は、頭蓋骨まで達していたそうだ。

試合後も、まともに立つことができずセコンドに肩を借りての退場となった。三島は終始押していただけに結果が悔やまれる。

第5試合 ウェルター級 5分3R
○ 桑原卓也(同級5位) 対 ジョニ―・エドゥアウド ●
(判定)

この試合は、クワタクこと桑原がいつもと同じように判定で勝ったとい印象だった。桑原は手足が短い為、タックルにいっても取れないしグランドにいっても技術が無い為おさえこむだけという選手だが、腰が強く決して倒れないという安定感そして恐れずまえに出る根性は1級品だ!それと彼の特異なキャラクターから彼が出てくるだけで歓声が起こり、彼のパンチが当たるたびに場内が湧いた。

第6試合 ミドル級 5分3R タイトルマッチ
○ 桜井“マッハ”速人(同級王者)対 加藤鉄史(同級1位) ●
(判定)

この試合は、私が待ち望んだ試合でした。その為、選手入場からかなりいれ込んで気づくと「マッハー!」と何度も叫んでいました。

この二人はミドル級の中でも段違いに強いので面白い試合になるだろうと思っていました。試合前の私の予想は、桜井選手を応援しながらも加藤選手がいつも通りにいけいけの打撃でいくんじゃなかろうかと、予想していました。しかし、選手入場の時にその予想が間違っていたという事を確信しました。一番難しいといわれる初防衛戦にもかかわらず、リラックスして出てきた桜井選手に対して加藤選手ががちがちに緊張してでてきたからでした。

試合が始まると思った通り構えも取らずに押していく桜井選手オーラに、加藤選手が完全に飲まれ速攻でリングサイドに追い詰められ、苦し紛れのタックルも完全に切られなす術も無くガードポジションをとるというありさま。3Rマッハが大車輪キック?をはずした隙にうえになるが攻めきれず、挙句の果てには、ひっくり返されてしまいました。

ふたを開けてみれば、桜井選手の圧倒的なまでの強さを見せつけられていました。ここで加藤選手を下した事により、桜井選手がしばらく王座でいられることを確信しました。マッハ恐るべし!

と、まあこんな感じでした。

個人的に修斗が大好きなモンでついつい長話になってしまいましたが、ここまで読んでくれた人どうもありがとうございました。これからもよりマニアックにして行きたいと思っているのでそのときはよろしくお願いします。みなさんからの意見もいつでもお待ちしております。

それでは、また近いうちに……。